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金沢工業大学の情報誌「Back Up」(2013年3月発行号)に、チームラボ猪子のインタビュー

優れた技術は「1人の天才」ではなく多彩な個性が集まる「チーム」から生まれる
猪子寿之

「どうしてチームにこだわるかというと、これまでの文明をつくってきたのは集団であり、チームだったからです。大昔から人は情報を共有することで進化してきました。これは文明の成り立ちを見れば、よくわかります。
よく言われますが、なぜ南半球には文明が少ないのか。それは、北半球のように、農業革命が起こった地域が陸続きでなく、情報共有ができなかったからだと思います。昔からアジアにはシルクロードがあり、農業革命が起きた地域をつないで人が交流してきたんです。奈良の都もシルクロードのおかげでできたわけです。
つまり、農業革命が起こって人口密度が上がる。人口密度が上がるとそこで多くの情報が共有できる。加えて、道があったおかげで、情報が共有される範囲が西から東まですごく長くできたから、各地に文明ができて発展することができたんです。
 ちなみに細かい話だけど、農業っていうのは生存確率を上げて、一夫一婦制の概念をつくるので、非常に天才が生まれにくくなると言われています。ダーウィンが正しければ、環境最適化が起こりにくい一夫一婦制ではあまり人は進化しないということになります。農業は土地を管理し守っていく必要があるから一夫一婦制が最も都合がよかったんです。
 そう考えると、人類の環境最適化による天才頼みの進化より、人が集まり交流して情報を交換するチーム的な進化のほうが、高い文明を生んだということになります。そんな効果がチームにはあると考えます。」
(本文より抜粋)

Back Up(No.32/金沢工業大学)
2013年3月1日(金)

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