News Detail

Media

『GQ JAPAN』(2015年4月号)で、チームラボ猪子の連載。

近代以前の知、古来の日本の空間認識(後編)

 近代以前の古来の日本の空間認識=超主観空間(※)の特徴について、2回にわたり取り上げました。「世界の見え方」が、「世界に対するふるまい」に関係しているのではないかというお話をもってまとめとします。
 日本古来の空間認識=超主観空間による平面(絵画)は、「鑑賞者中心に鑑賞する」ことができます。鑑賞者は絵画を全体で眺めるだけでなく、一部分を見ても、その一部分の空間にみずからが入り込んでいるかのような意識を持つことができます。つまり、超主観空間の平面は鑑賞者次第で、自由に「分割」できます。分割した絵画を見ているときは、その部分が表している空間の中に鑑賞者が想像上ですが身を置くことができるからです。分割できるということは、「折る」ことも可能にします。西洋の遠近法の絵画や写真では、「折ったり、分割したり」することはありえませんが、日本美術ではよくあることです。屏風は、折ることを前提としたキャンバスですし、ふすま絵は、分割することが前提となっています。(図1)
(本文より抜粋)

GQ JAPAN(2015年4月号/コンデナストジャパン)
2015年2月24日(土)

CONTACT

制作のご依頼・ご相談・お見積もり

お問い合わせ

RECRUIT

エンジニア、ディレクター、デザイナー、アルバイト募集中

採用について