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「毎日新聞」に、『チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展』の紹介

宇野常寛の新時代を読む

佐賀県のアート展成功
地方ゆえの文化発信の可能性


主催の猪子が掲げるコンセプトは情報技術による日本的な想像力の再解釈だ。西欧的なパースペクティブとは異なる日本画の空間把握の論理を現代の情報技術とを組み合わせることで、猪子はユニークな視覚体験を提供するデジタルアートを多数産み出して来た。その評価はむしろシンガボール、台湾などアジア圏のアート市場で高く、国内での大規模な展覧会は今回が初めてのものとなる。今回の展示は佐賀県内の4箇所にも及ぶ施設にまたがる大規模なものだが、存命の、しかも若干36歳の若いアーティストの展示を県が主催するのは異例のことだ。この異例の開催については県庁内でもさまざまな議論が交わされたようだが、開催後は予想外の好評と来場者数の伸びに湧いているという。また、家族連れや県外の学生などこれまで同県の美術館・博物館がなかなかリーチできていなかった観客層が多く足を運んでいるのも特徴だ。観に行って来て個人的に印象深かったのは、武雄市の佐賀県立宇宙科学館に設置された子ども向けの展示が日曜日とはいえ閉館時間寸前まで、子どもたちで賑わっていたことだ。彼らは壁面に投影された自分の影が触れることでアニメーションが動き出すデジタル映像(まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり)に夢中で、両親がどれだけせかしても離れようとしなかった。
(本文より抜粋)

毎日新聞 夕刊(毎日新聞社)
2014年3月19日(水)

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