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「PLANETS vol.8」に、チームラボ猪子の対談記事

【基調座談会2】
井上明人×猪子寿之×宇野常寛×濱野智史
日本的想像力と「新しい人間性」のゆくえ

「西洋の物質主義に対して、日本は情報主義的だと言い換えてもいい。たとえば「金」の扱い方を見ても、西洋だと「金」は貴重なものだから金塊のようなカタマリを重要視する物質主義だけど、日本だと薄くして金箔を貼る。マルコ・ポーロが「黄金の国ジパング」なんて言ってたけど、それは薄くして貼っているだけの詐欺でしょ。それって日本だと情報主義だから、キラキラした「金」という視覚情報をいかにみんなで共有しようか考えた結果なんじゃないのかな。
 そんな感じで、どんどん情報価値を増殖させていく。狩野永徳とかがさ、信長かなんかにピックアップされて超人気になるじゃん。そうするとさ、西洋のアートみたいに作家が芸術的な価値を宝石や貴金属みたいに独占することで値段を吊り上げていくんじゃなくて、狩野派の集団みたいに同質のものが描けるように人数増やして集団制作に入っていくでしょ。途中から「京都狩野」みたいなのも出てきてさ。葛飾北斎とか、江戸時代の浮世絵も同じ。これってAKBとかSKEが同じメソッドで増えていくのに似てるよね。
 物質は有限だから略奪しあわなきゃいけない。だからそっちじゃなくて、情報は無限だからどんどん複製できる情報的な価値でやっていこうと考えていたあたりが、今の情報社会と日本的なものがハンパなく相性いいと俺が思う理由だね。」
(本文より抜粋)

PLANETS(vol.8/第二次惑星開発委員会)
2012年12月25日(火)発売

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