日本テレビ放送網株式会社からの受託により、サイト内検索システムおよび動画再生インターフェイスを開発し、2008年10月20日に一般公開いたしました。

今回、チームラボが作成したサイト内検索は、「日テレ公式サイト」（http://www.ntv.co.jp/ ）のグローバルヘッダにある検索窓を基点に、ページ数が10万を超える日本テレビのwebページを対象としたフリーワード検索を行えるシステムです。

日本テレビ関連のwebサイトは内容が非常に多彩で充実していますが、そのコンテンツの豊富さがゆえの問題もまた存在します。たとえば一般的な検索エンジンのようなインターフェイスでサイト内検索の結果を表示すると、ニュースも動画も番組紹介も商品販売もすべてが同じリスト内に存在するような検索結果一覧になってしまうため、結局は目を凝らして文字を読み検索結果一覧から望みのカテゴリの情報を探さなければならないという、あまり親切ではない検索サービスになってしまいます。多岐に渡るコンテンツを有するwebサイトで高度のユーザビリティを実現するためには、相応の機能を備えた検索インターフェイスを構築することが必要になります。

そこで今回、チームラボは、検索結果をカテゴリごとにまとめる機能を作成いたしました。ニュース記事を探したいときにはニュース記事だけの一覧を、番組ページを探したいときには番組ページだけの一覧を表示することが可能になったため、様々なカテゴリの情報が混ざらず、情報の検索が非常に快適になります。さらに、情報の検索を視覚的にもサポートするため、検索結果それぞれにリンク先画面のキャプチャ画像を用意しました。 　加えて、検索結果を読み進めることによって発生するストレスを軽減するために、検索結果先読み機能も搭載しました。たとえば一般的な検索エンジンの場合、検索結果10件ごとに『次へ』のボタンをクリックして次のページに移動しなければならず、手間がかかるうえに画面の切り替えを待つ時間が発生し、ストレスの原因となっていました。そこで、今回の日本テレビの検索機能には先読み機能を搭載し、検索結果画面の下端までスクロールすると自動的に次の10件の検索結果を読み込んで画面の下部に追加していく機能を追加しました。これにより、クリックをしなくてもスクロールだけで検索結果を読み進んでいくことが可能になりました。

また、チームラボのサイト構築経験に基づく豊富なノウハウを用い、日本テレビの動画ポータルサイト「第2日本テレビ（第2日テレ）」( http://www.dai2ntv.jp/ )の動画再生インターフェイスのリニューアルも実施。 　動画再生画面の大幅なデザインリニューアルや番組ごとの動画絞込み機能など、動画を探して観るための工夫はもちろんのこと、関連ワードの表示や外部サイトへの動画貼り付け機能、人気動画のランキングなど、動画を楽しむための多彩な機能を搭載しました。また、触り心地の良いインターフェイスを目指し、アイコンの表示やアニメーション等にも徹底してこだわった作り込みを行っており、最先端の快適な動画再生インターフェイスが体感できます。
最新の検索機能と動画再生インターフェイスで、多彩な日本テレビのｗｅｂコンテンツを快適にお楽しみください。

【参考URL】 日本テレビホームページ http://www.ntv.co.jp/
第２日本テレビホームページ http://www.dai2ntv.jp/