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南蛮屏風図 天正遣欧少年使節

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南蛮屏風図 天正遣欧少年使節

南蛮貿易がはじまった安土桃山時代頃の長崎港における、日本人とポルトガル人などとの交易の様子を描いています。当時の多様な人種、職種の人々や、歴史に残る人物(有馬晴信、大友宗麟、大村純忠、大村喜前、織田信長、加藤清正、小西行長、千利休、豊臣秀吉、アレッサンドロ・ヴァリニャーノ、ガリレオ・ガリレイ、グレゴリウス13世(ローマ教皇)、フェリペ2世、フランチェスコ1世(トスカーナ大公)、弥助)も登場します。人々をタッチすると、反応しセリフを喋ったりします。作品世界は、実際の長崎の季節とともに、日々変わっていきます。


スマートフォンやタブレットを使って、少年使節団(伊東マンショ千々石ミゲル中浦ジュリアン原マルティノ)の1人を選択し、当時の服装(和服、南蛮服、修道服など)を選びます。作品に向かって投げ込むと、選んだ少年に命が吹き込まれ、作品世界に登場します。少年使節団が4人揃うと、ヨーロッパ訪問や布教のための活動の様子が描かれます。


参照:南蛮屏風 狩野内膳(1570~1616年)


南蛮貿易と南蛮服 

貿易のため、大航海に乗り出したポルトガル人達は、アフリカを経てインドに達し、マラッカを経由して、東南アジア、更に中国へ到達しました。その過程で、様々な地域の文化が融合していきました。日本人が見た南蛮人と彼らが持ち込む文物の多くは、彼らが得てきた様々な世界の文化の融合体でした。

南蛮屏風で描かれているような南蛮服は、アラブ系の衣装に近く、東南アジアの素材を用いるなど、各地の文化や技術が反映されていました。


天正遣欧少年使節

1582年、キリシタン大名である大友宗麟、有馬晴信、大村純忠の名代として4人の少年が「天正遣欧少年使節」として、ローマ教皇に日本でのキリスト教布教の成果を示すため、長崎を出港しました。彼らはヨーロッパ各地を巡り、日本という国をヨーロッパに伝えました。


1590年、8年の旅を終えて4人の少年は、ヨーロッパから活版印刷機や西洋の楽器などを持って長崎に帰りましたが、帰国後は苦難の連続となりました。


帰国前の1587年、豊臣秀吉がバテレン追放令を出したことで、国内はキリスト教禁教へ動いていました。さらに、江戸幕府の禁教政策により、4人の少年は、あるものは海外へ退去し、あるものは殉教するなど、時代に翻弄されていきました。 

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<遊び方>

1. スマートフォンを使って、専用ページにアクセスします。
※スマートフォンなどをお持ちでない方には事務所でタブレット端末を貸し出しています。
2. 好きな少年使節団の1人を選択します。
3. 好きな服装を選択します。
4. 選んだ少年を作品に向かって投げ込むと、作品世界に登場します。
5. 作品世界に4人の少年使節団が揃うのを待ちます。
6. 少年使節団が4人揃うと、活動を開始します。
7. スマートフォンやタブレットでは、少年たちが訪問した先での出来事や、登場人物の詳しい情報を見ることができます。
8. 登場した少年達や、周りの人々をタッチすると、反応しセリフを喋ったりします。

期間
Oct 05, 2019 - 常設
導入店舗名
大村市歴史資料館(ミライon内)
導入場所
大村, 長崎, 日本
時間
10:00 - 18:00(ただし、10月5日は12時から)
※休館日: 月曜日、月末、年末年始
料金
無料
お問い合わせ
​​​​0957-48-5050
アクセス
長崎県大村市東本町481番地
クライアント
長崎県大村市

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