技術力を生かして新たな価値を作る
自ら企画・提案できるITエンジニアたちの姿

開発は主に、Webやマルチメディアなど各種専門技術者を擁する開発会社、チームラボが担った。
（中略）
最大の難関は、ユーザーインターフェース部分だった。デザインとプログラミングを担当したのは大石啓明氏（Technology Div. Interactive Team Interaction Engineer）。動きをデザインしつつ、システムとして実装可能かどうか、適切な費用で済むのかを検討。パルコへの提案前に検証し、実装可能なように工夫した。6枚のタッチパネルを1枚として座標を扱えるかどうかなど、初めての試みで予算内で済むのか見えない点が多かった。「単なるデザイナーだと工数やコストを無視して提案する。技術が分かってこそ現実的な提案ができる」と大石氏は語る。
（本文より抜粋）

日経SYSTEMS（2014年5月号/日経BP社）
2014年4月26日（土）