オーストラリア・シドニーにて、アートフェア「Sydney Contemporary」が開催。チームラボは、デジタルアート作品「永遠の今の中で連続する生と死」を展示。また、VIP ラウンジにて「四季千年神田図 - 田染荘」を展示。
期間は2017年9月7日（木）〜9月10日（日）まで。

展示詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/Sydney-Contemporary/
Sydney Contemporary: https://sydneycontemporary.com.au/

■展示作品
永遠の今の中で連続する生と死 / Continuous Life and Death at the Now of Eternity
teamLab, 2017, Digital Work, 9 channels, Endless

作品: https://www.teamlab.art/jp/w/life-death/

現実の時間の流れの中で、花々は生まれ、つぼみをつけ、咲き、やがては散り、枯れて、死んでいく。花は誕生と死滅を永遠に繰り返し続けていく。

作品の置かれた場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。そして、1年を通して、咲いていく花々が移り変わっていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。
あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の 状態が複製されることなく、変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

■VIPラウンジでの展示作品
四季千年神田図 - 田染荘 / Four Seasons, a 1000 Years, Terraced Rice Fields - Tashibunosho
teamLab, 2016, Digital Work, 6 channels, 1000 years



作品: https://www.teamlab.art/jp/w/tashibunosho/

 千年以上変わらず続く田染荘の景色を、自然と共生していく人々の営みとともに、悠久に続く景色として描いている。

1年を通して、作品世界の景色と人々の営みは、日々段々と変わっていく。

1日を通して、作品の世界は移ろう。日の出とともに明るくなり、日の入りが近づくと夕焼けになり、夜が深くなるにつれ暗くなっていく。そして、日々の時間に合わせて人々の営みも変わっていく。

収穫祭の時期には、夜、人々は音楽を奏で踊り出すだろう。

実際の田染荘の日々の日の出や日の入りの時間に連動して、作品世界の日の入りや日の出が起こる。
そして、その時、実際の田染荘で雨が降っているならば、作品世界でも雨が降る。

千年以上変わらず続く田染荘の景色のように、この作品は、毎年、ほとんど変わらず、千年以上悠久に続いていく。しかし、自然の景色が、同じようで、2度と同じではないように、作品の次の年の同じ時は、全く変わらない景色のようで、厳密には同じ絵ではない。つまり、今この瞬間は、二度と見ることができない。毎年、ほとんど変わらないが、厳密には同じではない風景が、永遠と続いていく。

【開催概要】
Sydney Contemporary
https://www.teamlab.art/jp/e/Sydney-Contemporary/
会期: 2017年9月7日（木）〜9月10日（日）
会場: CARRIAGEWORKS（245 Wilson St, Eveleigh NSW 2015）
開館時間:
9月7日（木）: 12:00〜17:00
9月8日（金）: 11:00〜18:00
9月9日（土）: 10:00〜18:00
9月10日（日）: 10:00〜17:00
料金: https://sydneycontemporary.com.au/visit/
チケット: https://sydneycontemporary.com.au/tickets/
Sydney Contemporary: https://sydneycontemporary.com.au/