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2018.10.24

チームラボアーキテクツが、武雄市庁舎(佐賀県)を基本設計。 2018年5月7日(月)にオープン


チームラボアーキテクツは、佐賀に拠点を置く石橋建築事務所・藤崎設計事務所JVと共同で、佐賀県武雄市庁舎(佐賀県武雄市武雄町大字昭和12番地10)の基本設計を担当。

■チームラボアーキテクツ代表 河田将吾

「チームラボアーキテクツは、市民と職員が一体となって、自分たちが住む場所について考える、新しい市庁舎を設計しました。
庁舎に行く目的は、結婚の時の婚姻届け、死亡時の死亡届け、引っ越しの転出、転入届けなど、用事を行うために仕方がなく、訪れる場所でした。
しかし、情報社会になり、情報は建物に依存しなくなり、住民票はコンビニなど場所に依存せず取り寄せることが可能になっています。
そこで、庁舎は情報を保存し提供する場所から、情報を発信する方向になりつつあります。例えば、市の魅力を国内外に伝え旅行者を増やしたり、特産品を国内外に販売したり、市のよさをPRすることで企業を誘致します。
これからの庁舎は、市民と職員が一体となって、自分たちの住む場所について考える場所になる必要があります。そこで、武雄市庁舎では、市民と職員の会話の機会が増える、市民がいままでのように仕方なくいく場所から、目的なく立ち寄れる庁舎を目指し計画しました。

実際に開庁後も、市民ホールでは、高校生が勉強をしてる横で、市民の方が職員と相談していたりと気軽に立ち寄り、おもいおもいのことをしてる姿が外からみることができたのは、嬉しかったです。」

外観


建物は合理的な形状をしつつも、2階と3階の間に大きなひさしをもうけ、緩やかなカーブを描いている。大きなひさしは、1階ではテラスの日射を防ぐための機能を持ち、曲線を使うことで、建物をやわらかい印象となるようにした。1階と2階は、吹き抜けでつなげ南面と西面(メイン道路側)を全面ガラスにすることで、外部から内部のアクティビティーが見えるようにデザインし、外部を歩く人が庁舎に立ち寄るきっかけをつくりだす。
また、日射の強い九州武雄において、ガラス面からの日射を軽減するために、木ルーバーを使い日射をさえぎりつつ、建物の木質化を試みた。緑豊かな武雄に融合し、親しみやすいやわらかな印象となるようにした。

1階

簡単な窓口業務のフロアに、市民ホールを付随させることで、市民が目的なくとも訪れる場所に。テラス、ホール等で、市民と職員との間に、自然と対話が生まれる。

2階

専門的な窓口業務のフロア。1階の窓口業務をフォローできる仕組みになっている。空間的に、吹き抜けにより1階とつなげることで、1階のオープンな雰囲気が2階にも伝わるようにしている。

議場(最上階)

天井高を確保しつつ、閉鎖的になりがちな議場において、ハイサイドライトから木ルーバー越しに、ゆるやかな光が議場内に入る設計とした。集中力を保ちながらも、気持ち良い環境で議論できるようにした。上部の木ルーバーは柔軟な議論が生まれるように、ゆるやかな曲線のデザインになっている。

3階テラス

上層階に関しては、通常1階から上階に向かうにつれて、市民の訪問が減ると思うが、3階に大きなテラスを設けることで、3階へ市民が気軽に訪問できるようにした。テラスで解放感を出し、天気の良い日は、テラスで市民と職員が気軽に相談できるようにしている。

配置計画
歩車分離を考え、メイン道路から歩いてアクセスしやすく、また、メイン道路より車でのアクセスが容易な計画とした。また日当たりがよい庁舎を目指して、南側に駐車場を設けている。

【チームラボ アーキテクツ】

デジタルテクノロジー、アート、生物学、建築の境界を越え、新しい時代の都市と自然と人々のありようや、新たな建築や空間のありようを模索する建築集団。
http://architects.team-lab.com/jp/
Instagram: https://www.instagram.com/teamlab_architects

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