ソリューションWebサービス開発
Webからサイネージ開発まで 高専卒のフロントエンドエンジニアがチームラボで担当した多岐に渡るプロジェクト

メンバーインタビュー

2026.1.27

チームラボでは、Webアプリやスマホアプリから、公共施設のICT空間設計まで様々なデジタルサービスの開発を通じてお客様の課題解決を行っています。多様な経歴を持つメンバーのなかで、今回は高専を卒業後フロントエンドエンジニアとして新卒で入社し、現在はWeb以外にも多種多様なプロジェクトに従事しているメンバーにインタビューしました。

メンバープロフィール

田畑 凌 / パッケージチーム フロントエンドエンジニア

・高専の情報工学科を卒業後、2020年にフロントエンドエンジニアとして新卒入社

・NHK「ものすごい図鑑」のWebサイト制作や、「安平町立早来学園」のICT空間設計プロジェクトなどを担当

・現在はフロントエンドスペシャリストを務め、直近は大規模プロジェクトに従事

チームラボ入社の理由-「あれもやってるんだ!」ソリューション事業に惹かれて

-学生時代はどのように過ごしていたのでしょうか?


高専で情報工学を専攻しており、プログラミングをメインに学んでいました。将来やりたいことが明確に見えていたわけではありませんが、もともと理系タイプだったこともあり、一般の四年制大学に進むよりももっと実践的に学びたいという思いがあったんです。さまざまな学科があるなかで、もっとも自分に合っているなと感じたのが情報工学でした。


実は当時、趣味で動画制作もしていました。文化祭の後には、実行委員会のお疲れ様会で流すアフタームービーなんかもつくりましたね。その道に進むことも頭をよぎりましたが、やはり働くのであれば、高専で学んだ専門的な技術を活かしたいと考えていました。


-チームラボのソリューション事業との出会いについて教えてください。


もともとチームラボのアート作品は知っていて、展示を見に行ったりもしていました。そのときの印象は、純粋に「すごい…!」という感じで。もちろん技術的な部分にも注目していましたが、ただただ感動していたというのが率直な感想です。


ソリューション事業について知ったのは、高専4年生の頃に、採用チームの方が会社紹介で来てくれたときです。「あれもチームラボがやってるんだ!」という驚きもあり、その内容もとてもおもしろそうだったことから興味を持ちました。就職と大学院進学とで進路選択自体に悩んでいたのですが、せっかくなら早い段階で社会に出て働くほうが自身のキャリアにとっても良いのではないかと考え、チームラボへの就職を決めました。ちなみに「就職するならチームラボ」とほぼ一択でしたね。


-フロントエンドエンジニアという職種は、どのように決まったのでしょうか?


高専時代は特に職種については決めておらず、内定後にフロントエンドのポジションを提案いただいて…という流れです。つくったものがすぐに目に見えるというWebの良さを体感できるし、リッチな表現などの趣向を凝らしたものも増えてきているなど、見るのもつくるのもおもしろいこのポジションは自分に合っているなと感じました。

担当したプロジェクト-常に新しいことへの挑戦に満ちている

-入社後は、どのようなプロジェクトを担当してきましたか?


印象的なプロジェクトのひとつは、チームラボのWebサイトのRTL言語対応(アラビア語など、右から左に読む言語に対応する機能の実現)です。このプロジェクトは、中東ジッダでの「チームラボボーダレス ジッダ」オープンに先がけて立ち上がりました。


日本語や英語などでは、文章も情報の配置も左から右へと流れますが、RTL言語ではほぼすべてが反対になります。RTL言語への実装対応に関する情報はWebではほとんど見つけられないし、チームラボ内にもナレッジがなく、「何を反転すればいいのか」「どう実装するのか」などすべて手探りで進めなければならなかったため、とにかく大変でした。


まず最初に行ったのは、どういう言語なのか、どういう構造をしているのかを理解することです。反転する項目としない項目はそれぞれ何なのかなど調べ尽くしたところで、やっと実装に入ります。チームラボのWebサイトは膨大な情報量がある分、対応が必要な箇所も非常に多かったので、すべてのコードを確認し、該当する部分を洗い出してひたすら対応していきました。


そのほか、NHK「ものすごい図鑑」のWebサイト制作や、「安平町立早来学園」のICT空間設計のプロジェクトなどもとても印象に残っています。後者ではフロントエンドの案件開発リーダーを務め、北海道赤レンガ建築賞も受賞することができました。

安平町立早来学園

-これまでに参加した各プロジェクトに共通することや、そのなかで田畑さんが大切にしてきたことはなんでしょうか?


チームラボのプロジェクトは、新しいことに挑戦する場面がとても多いなと感じています。手を挙げれば毎回何かしら新しい仕様や技術などに取り組めるので、新鮮な気持ちで向き合うことができます。新しいことが多い分、完璧につくるのはとても難易度が高いですが、「とにかくきちんとやり遂げよう」という気持ちで毎回取り組んでいます。

フロントエンドスペシャリストとしての心得-「正しさ」とその理由を伝えることで成長を促す

-田畑さんは今年からフロントエンドスペシャリストになったそうですね。プロジェクトへの関わり方に変化はありましたか?


これまでは少人数のプロジェクトが多く、一人で進める場面が多かったのですが、フロントエンドスペシャリストになってからは困っているメンバーの相談に乗ったり、複数のプロジェクトのサポートをしたりと関わり方は変わりました。私は手を動かすことが好きなのですが、それだけでなく、他のメンバーの成長なども意識するようになってきました。当然自分で手を動かす時間は減るわけですが、その分効率良く進めようという意識が芽生えたことで、むしろ作業スピードは上がったのではないでしょうか。


-フロントエンドスペシャリストとして、田畑さんが最も大切にしていることは何ですか?


「正しさ・正確さ」と、その理由への理解でしょうか。コードは見本を真似すればとりあえず書くことはできますが、その書き方になっている理由をきちんと理解していなければ、成長にはつながりません。そのためコードの正確性はもちろん、その理由をきちんと伝えることを意識してきました。


フロントエンドスペシャリストという立場になり、これまでと比べて人から指摘を受ける機会が少なくなったこともあり、自分自身でも「自分のコードが絶対に正しいわけではない」という意識を持って定期的に振り返りを行い、成長が途切れないように気を付けています。


スペシャリストとは?

チームラボのエンジニアとして一定の開発経験を積み、技術面やマインド面においてチームラボ内である一定の評価を得ると所属することができる、所属班や案件のチームとは異なるチームです。

スペシャリストチームは、いくつかのチームに分かれており、それぞれがチームラボのソリューションを特定の領域や方向性をもって強化、課題対策、研究、標準化などをしていくための専門チームです。

スペシャリストチームメンバーのインタビューはこちらもご覧ください。


-現在は、どのようなプロジェクトを担当しているのでしょうか?


現在はこれまでよりも大規模なプロジェクトに参加しています。


この大規模プロジェクトに参加するなかで学んだのは、先に道筋をつくることの大切さです。人数が多いほどメンバー同士のスキルにはばらつきが生じますし、管理も非常に複雑になるので、前もってレールを敷いてあげる必要があります。コードのレビューを行うことも多いので、「なぜこの書き方ではだめなのか」「なぜ正しい書き方の方が良いのか」などを理由とともに伝えることで、道から外れないよう軌道修正してあげることを心がけています。

仕事の楽しさ-スキルやアイディアを還元して全体の底上げに貢献する

-どんなときに仕事の醍醐味や楽しさを感じますか?


個人的には、締め切りより早く仕上げることができたときに達成感を感じますね。タイムアタック的なおもしろさというか、自分との戦いというか(笑)。


他にも、プロジェクトでの気づきを活かして作業効率化ツールをつくることが多いのですが、それを実際に会社のメンバーが使ってくれて、全体の効率アップにつながったときなどはとても嬉しいですね。つくったものは、フロントエンドのメンバーで定期的に開催している勉強会で発表したり、記事を書いて共有することも多いです。


エンジニアという職種では、そういった情報共有の習慣がある会社も多いと思いますが、チームラボではかなり幅広いジャンルに渡って新しい技術や知見に触れることができるので、とてもおもしろいです。


最近私が発起人となって始めたのが、「Three.jsでつくった作品を発表しあおう」という試みです。みんながそれぞれアイディアを形にしたものを持ち寄ってくれたのですが、自分では思いつかないような表現にたくさん触れることができて、とても楽しい会になりました。


-作業効率化ツールでは、どのようなものをつくってきたのでしょうか?


現在チームラボ内で使用されているメンバーのアサイン管理システム開発に、入社1年目のときに携わりました。細かい機能や見せ方などに至るまで、必要な要素や情報を整理してつくったので、3年経った今でもそのまま運用されているのはやはり嬉しいですね。


好奇心を大切に、幅広い知識を吸収して実装へと落とし込もう

-チームラボに入社して良かったことは何ですか?


デザイナーやカタリストなどさまざまな職種のメンバーが集まってチームで取り組むからこそ、業務のなかでたくさんの刺激を受けられることでしょうか。たとえば、カタリストの動きを見てそのマネジメント方法を自分の仕事に取り入れてみたり、デザイナーの持っている知識を教えてもらって実装に役立ててみたり。そうやって、周囲のメンバーの力を自分の力にすることができる環境があるのは、チームラボならではだと思います。


また、実は入社前から「アートチームの話を聞いてみたい」という思いを持っていたのですが、実際にいろいろな話を聞くことができているので、そういった点でも非常に刺激的です。まだしばらくはフロントエンドエンジニアとして様々なサービスを作っていくことに興味がありますが、将来的にはアートチームへの移籍の可能性もゼロではないので、いろいろな楽しみ方ができる環境だと思います。


-どのような方に仲間になってほしいですか?


フロントエンドは特に、新しいデバイスやインターネットそのものの技術など、進歩の著しい分野なので、好奇心の強い方や最新技術に触れるのが好きな方と一緒に働けたらいいなと思っています。また、UI/UXやWebGLなどフロント特有の技術に強い関心を持っている方、そういったものが好きな方なども求めています。私自身も最近最新のXRデバイスなどを購入して、いろいろと試しているところです。

-ありがとうございます。最後にメッセージをお願いします!


好奇心を大切にして新しい技術などいろいろなものに触れることはもちろん、それらを通じて得た新しい知識を、どう実装に落とし込んでいけばいいかまで考えることが大事だと考えています。


チームラボのソリューション事業の開発では、仕事の進め方や使う技術など自由な部分が多く、多様な専門性を持つメンバーと一緒にものづくりができる環境です。是非、興味を持っていただけたら嬉しいです。


\今回の記事でご紹介した職種詳細はこちら/

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