MEDIA
2013.12.01
「EYESCREAM」(2014年1月号)に、石川涼氏とチームラボ猪子の対談記事
Toshiuyki Inoko × Ryo Ishikawa
猪涼対談 第八回
「ストレスフリーにマーライオンもツルも舞うinシンガポール」
■ (笑)。猪子さんはシンガポール好きなんですか?
猪子「最初は居心地が悪かったんだけど、街の作りがある意味すごい良くできていると思うんですよ。車の前にスイカみたいなものを取り付けることが義務付けられてて、有料道路に一切ゲートがないんです。料金もリアルタイムで細かく変わる」
石川「お金を払いたくない人は遠回りをすることで渋滞が緩和されるんだよね」
猪子「あとどこにでも駐車場があって、IT化されているからゲートもなければどこが空車がすぐわかる。路駐より簡単に止められるから誰も路駐しない。それにどの道路にも歩道沿いの一番手前にバス専用道路が通ってて、基本的にはバスでどこでも移動できる。タクシーもそこでは止められないんです」
石川「そう。タクシー乗り場でしか乗降ができない」
猪子「初めは、なんでタクシー止まってくれないんだとか思ってたんだけど、よくよく考えてみたら、バスを止めないためなんだとか辻褄が合って。つまり、シンガポールではルールを破らなくても良い仕組みになっているんですよ。さっきの車の例でも、路駐をするより駐車場に入れた方が楽チンだし。あと、灰皿とゴミ箱が道に30メートルおきくらいに設置してあるんです。だから、ポイ捨てもないんですよ」
石川「しなくていいんだよね。すぐそこにゴミ箱があるから」
(本文より抜粋)
EYESCREAM(2014年1月号/スペースシャワーネットワーク)
2013年11月30日(土)