MEDIA

2013.11.13

「white-screen」(2013年11月13日号)に、シンガポール・ビエンナーレ2013で展示中の「秩序がなくともピースは成り立つ」の紹介

56体のCGキャラクターが踊る幻想空間。チームラボ猪子寿之が語る、シンガポールビエンナーレにて公開中の新作「秩序がなくともピースは成り立つ」

2013年10月25日から2014年2月16日まで開催されているシンガポールビエンナーレにて、チームラボが発表した作品「秩序がなくともピースは成り立つ」はシンガポール・アート・ミュージアムのギャラリー空間を使った巨大インスタレーションだ。

暗いギャラリー空間に透明なスクリーンを設置し、農民や侍、僧侶、鳥獣戯画を思わせるウサギやカエルなど56体のCGキャラクターを投影、各々が掛け声や歌声、手にした楽器で好き勝手に演奏している。四面を鏡で囲まれている為、それらが無限に続く幻想的な空間が広がっている。

思い思いのリズムを刻んだ登場人物たちだが、やがて周囲に影響を受けて"ひきこみ現象"を起こし、全体が巨大な演奏となる瞬間を迎える。暗闇に浮かび上がる人と動物たちの非現実的空間で、高揚、歓喜、解放の空間の中を歩き、鑑賞することができる。 日本人作家としては唯一ビエンナーレに招待されたチームラボの本作は、オープニング初日に大きな反響を呼び内覧者たちの絶賛を買い、翌日には地元紙の一面で大きな写真付きで紹介された。

スマートフォンを使った習作、透明度99%のプロジェクションシートの開発、そしてシンガポールアートミュージアムでの一ヶ月以上にも渡る設営と最終調整で、足かけ1年以上も練りに練り上げられた「秩序がなくともピースは成り立つ」。展示オープンを控えた前日、設営の最終調整中の現場にて、チームラボ代表の猪子寿之氏に本作に馳せる想いを訊いた。
(本文より抜粋)

white-screen
2013年11月13日(水)

お問い合わせ

制作のご依頼・ご相談・お見積もりはお問い合わせください

お問い合わせ

採用

エンジニア、ディレクター、デザイナー募集中

採用について